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記事 · 2026年10月18日 · 9分で読めます

新しいパンダ: Googleのドキュメントで何が変わったのか、2026年のコアアップデートはいつ予想されるのか

10月初旬、Googleはコンテンツに関する2つの重要なドキュメント、ユーザーに役立つコンテンツのガイドと生成AIに関するガイダンスを更新しました。直近のコアアップデートは6月2日に終了し、スパムアップデートの間隔は縮まっています。Dan Taylorの予測モデルでは、1か月以内に大規模なアップデートが起きる確率は96.8%です。何が変わったのか、なぜ2011年のパンダアップデートと比較されるのか、サイトをどう備えるべきかを解説します。

2026年のGoogleアップデート確認済みの展開と予測期間。弧はスパムアップデート間の間隔を示します。
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月コアスパムDiscover予測期間92 日55 日37 日時点 10月17日
コアスパムDiscover予測期間
96.8%
30日以内に大規模アップデートが起きる確率Dan Taylorの予測モデル · 出典
137
コアアップデートがない日数2026年6月2日~10月17日 · 出典
4
2026年のスパムアップデート2025年全体では1回 · 出典
37
直近2回のスパムアップデートの間隔92日、55日から短縮 · 出典

要点

  • ユーザーに役立つコンテンツのガイドに、メインコンテンツの定義と4つの品質要素(労力、独自性、才能またはスキル、正確性)が加わりました。AI生成の顔写真や偽の経歴を使った著者は、欺瞞にあたると明記されています。
  • 2026年10月1日、GoogleはAI生成コンテンツを公開前にすべて人が確認することを「極めて重要」としました。対象にはtitle要素、meta description、構造化データ、altテキストなどのメタデータも含まれます。
  • 直近のコアアップデートは6月2日に終了しました。Taylorの集計では通常、年に3~4回実施されるため、次回は遅れていると見られています。同氏のモデルは、30日以内に大規模アップデートが起きる確率を96.8%とし、時期を10月下旬から11月中旬と予測しています。
  • 今回はGoogleが先にドキュメントを更新し、実務者は続いてアップデートが行われると予想しています。2011年のパンダでは順序が逆で、先にアップデートがあり、その約10週間後に23項目の自己評価質問が公開されました。比較されているのは、どちらも大量の低価値コンテンツを対象としている点です。
  • 予測は発表ではありません。Googleはアップデートを事前告知しないため、正確な日付を知る人はいません。日付ではなく評価基準に備えましょう。

Googleのドキュメントで変わったこと

変更はSearch Centralの2つのドキュメントに反映されました。以下では追加内容の要点を独自の言葉でまとめます。Googleによる正確な表現は、このセクション末尾の原文リンクをご覧ください。

ユーザーに役立つ信頼できるコンテンツ2026年10月1日に変更、同年10月5日にページ更新
  • +ページのメインコンテンツの定義
  • +4つの要素:労力、独自性、スキル、正確性
  • +架空の著者プロフィールは欺瞞にあたる
生成AIコンテンツの使用2026年10月1日更新
  • +AIコンテンツを公開前にすべて人が確認し、事実関係を検証する
  • +メタデータも同様:title、description、構造化データ、alt
  • +モデルは事実を取り出すのではなく、次の語を予測するため「ハルシネーション」が起こる

1. メインコンテンツと4つの品質要素

メインコンテンツとは、テキスト、ツール、表、レビューなど、ページが目的を果たすのに直接役立つ要素です。評価の観点は、人の労力がどれだけ投入されているか、独自情報が加わっているか、スキルが示されているか、事実が正確かの4つです。この観点での自己監査はシリーズ第2回で扱います。

2. 偽の著者

Googleは、AI生成の顔写真、架空の氏名、偽の資格など、著者について誤解を招く情報を使わないよう求めています。著者の確認方法は第3回をご覧ください。

3. 人がAIコンテンツとメタデータを確認する

Googleは、生成コンテンツを公開前にすべて人が確認し、事実関係を検証することを極めて重要としています。新たに強調されたのはメタデータです。title、meta description、構造化データ、altテキストも検索結果に表示されるため、同じ確認が必要です。確認手順は第2回で説明しています。

4. 価値を伴わない大量生成

AIそのものは禁止されていません。ユーザーの役に立てるためではなく、主に検索順位を操作する目的で大量のページを生成することは、スパムポリシー違反です。ポリシーの例にも、ユーザーに価値を加えずAIツールで大量のページを生成する行為が挙げられています。

出典:Google:有用なコンテンツ, Google:生成 AI, Google:スパムに関するポリシー, Relevant Audience:著者, Relevant Audience:人工知能

なぜパンダが引き合いに出されるのか

2011年2月24日、Googleは米国の検索クエリの11.8%に影響するアルゴリズム変更を発表しました。ユーザーにとって価値の低いサイトや、他者のコンテンツをコピーしたサイトの順位を下げるもので、業界では「パンダ」と呼ばれました。Dan Taylorによると、パンダはサイト単位で品質を分類する仕組みとして機能しました。

同年5月、Googleは23項目の自己評価質問を公開しました。たとえば、この記事を信頼できるか、このサイトにクレジットカード情報を預けられるか、記事に事実誤認がないか、印刷された雑誌に載っていても不自然でないか、といった質問です。現在のガイドラインにも、これらと共通する考え方が見られます。

パンダ(2011年)2026年秋
対象価値の低いページ、コピーしたページ確認なしのAI大量生成、偽の著者
説明のされ方2011年5月公開の23項目の自己評価質問2026年10月公開のメインコンテンツの定義と4つの要素
順序2月24日にアップデート、その約10週間後に質問を公開先にドキュメントを更新、大規模アップデートはまだ
規模米国の検索クエリの11.8%不明:アップデートはまだ実施されていない

共通点は対象です。どちらの場合も、Googleは質の低いコンテンツとは何かを説明しています。違いは順序で、2011年はアップデートの後に質問が公開されましたが、今回は基準が先に示されました。

出典:Google Blog, 2011, Search Engine Watch, Dan Taylor, SEJ

アップデートはいつ予想されるか

冒頭のカレンダーは年間の状況を示しています。コアアップデートは3月27日~4月8日と5月21日~6月2日の2回でした。スパムアップデートは3月、6月、8月、9月に実施され、間隔は92日、55日、37日と短くなっています。9月のスパムアップデートは13日16時間続き、10月8日に終了しました。

Dan Taylorのモデルは2種類のデータに基づいています。過去25年間のアップデート間隔と季節性を含むカレンダー、および現在の検索結果の変動とSNS上の議論です。予測結果は次のとおりです。

Taylorのモデルによる大規模アップデートの確率90日間の数値は2026年10月13日からの計算です。出典には30日間の開始日は記載されていません。
  • 30日以内
  • 90日以内公開された数値では30日間より低い
  • 10月下旬~11月中旬
  • 2026年12月

これは一人の著者による予測であり、Googleの発表ではありません。モデルはアップデートの履歴と検索結果の変動から学習した確率モデルで、Googleの内部情報に基づくものではありません。

同様の見方をする専門家もいます。10月4日、Lily Rayは次の大規模アップデートが近いと投稿し、同じドキュメントの変更点を挙げました。Glenn GabeとMarie Haynesも重要なアップデートを予想しています。

この秋、順位計測ツールで見られる変動はアップデートだけが原因ではありません。Nozzleによると、9月中旬以降、Googleは順位計測ツールに一部のサイトが誤って含まれた検索結果を返しています。Googleはこれを確認していません。詳しくは調査記事Google検索結果の汚染をご覧ください。

出典:Dan Taylor, SEJ, Lily Ray, SEJ:3 月のコアアップデート, SER:5 月のコアアップデート, LoopLoop

サイト全体か、個々のページか

見解は分かれています。Taylorらは、大量生成や偽の著者によって、パンダのときのように個別ページではなくサイト全体が影響を受ける可能性があると警告しています。

Googleのコアアップデートに関するドキュメントでは、アップデートは広範囲に及び、特定のサイトやページを対象にしないと説明されています。サイト全体で大きく順位が下がった場合、まずサイト全体を評価し、その後に影響の大きいページを調べるようGoogleは勧めています。バルセロナのSearch Central Liveの参加者による報告では、Gary Illyesはコアアップデートがドメイン単位ではなくページ単位でコンテンツを評価すると述べました。

どちらの見解が正しくても、実務上の対応は同じです。似たAI生成ページが多いセクションから着手しましょう。そのようなページは、セクション自体の評価とサイトへの信頼の両方を損ないます。

同じバルセロナのイベントについて、参加者はGary Illyesが大量生産されたコンテンツはリンクスパム以上に大きな問題になりつつあると述べたと報告しています。Duy Nguyenの講演に関する報告では、新しいコンテンツの量が増えたためスパムアップデートの頻度が上がり、GoogleはAIを使ってスパムを検出しているとされています。

出典:Google:コアアップデート, Roast: Search Central Live, Dan Taylor, SEJ

アップデート展開前の2週間計画

2週間で行う6つの作業
  1. 大量生成されたセクションを見つける1週目

    一括公開された似たページ、都市別テンプレートページ、サイトに知見のないテーマを探します。

  2. 主要ページを4つの要素で評価する1週目

    評価方法とチェックリストは第2回をご覧ください。

  3. 著者情報を確認する1週目

    すべての著者名の背後に実在の人物がいて、サイト外でも確認できますか?詳しくは第3回をご覧ください。

  4. AIテキストとメタデータを確認する2週目

    事実、数値、title、description、構造化データ、altを確認します。マークアップも検証しましょう。

  5. 質の低いページの扱いを決める2週目

    改善、統合、noindexのいずれかを検討します。削除は最後の手段です。

  6. 比較用の基準値を保存するアップデート前

    アップデート後に週ごとで比較できるよう、Search Consoleからセクション別のクリック数と表示回数をエクスポートします。

アップデート後は展開が完了するまで待ち、さらに1週間待ってから、その週とアップデート開始前の週を比較するようGoogleは勧めています。小幅な下落であれば、急激な変更は避けます。2026年に品質ではなく量によってサイトが成長した場合、次に必要なのはページを増やすことではなく、各ページに固有の役割を持たせるトピック構造です。

出典:Google:コアアップデート

よくある質問

次のGoogleコアアップデートはいつですか?

確定した日付はありません。Googleはアップデートを事前告知しません。Dan Taylorの予測モデルは、30日以内に大規模アップデートが起きる確率を96.8%とし、2026年10月下旬から11月中旬を示しています。直近のコアアップデートは2026年6月2日に終了しました。

「新しいパンダ」とは何ですか?

SEO業界で、AIコンテンツの大量生成や偽の著者を対象とすると予想されているアップデートを指して使われる呼び名です。大量の低価値コンテンツを対象とする点から2011年のパンダと比較されています。Googleがこの名称を使ったわけではありません。

GoogleはAIコンテンツを禁止しましたか?

いいえ。GoogleがAIコンテンツに求めていることと許容範囲については、シリーズ第2回をご覧ください。

アップデート後にサイトの順位が下がったら、どうすればよいですか?

アップデートの展開が終わるまで待ち、さらに1週間待ってから、その前の週と比較します。小幅な下落なら大きな変更は避けましょう。大幅な下落なら、まずサイト全体を評価し、次に影響の大きいページを調べます。回復には数か月かかる場合があります。

出典

アップデートの日付はGoogle Search Status Dashboardに基づき、業界メディアの報道を参照しています。予測はDan Taylorのモデルによるもので、当社が再現したものではありません。Search Central Liveでの発言は参加者による報告を要約したもので、直接引用ではありません。出典確認日:2026年10月17日。

この記事の作成方法:SurfUp編集チームがAIの支援を受けて執筆し、事実と数値を上記の出典と照合して人が確認しました。

  1. Google Search Central — Creating helpful, reliable, people-first content (updated October 5, 2026)
  2. Google Search Central — Guidance on using generative AI content (updated October 1, 2026)
  3. Google Search Central — Spam policies: scaled content abuse
  4. Relevant Audience — Google adds fake-author warning to helpful content page
  5. Relevant Audience — Google: fact-check all AI content, including metadata
  6. Official Google Blog — Finding more high-quality sites in search, February 24, 2011 (archived copy)
  7. Search Engine Watch — Ask yourself these 23 questions if Panda impacted your website, May 6, 2011
  8. Dan Taylor, Search Engine Journal — 96.8% Chance Of A Panda-Style Update Within A Month, October 15, 2026
  9. Lily Ray — Prediction: the next massive Google update is around the corner, October 4, 2026
  10. Search Engine Journal — Google confirms March 2026 core update is complete
  11. Search Engine Roundtable — Google May 2026 core update done
  12. LoopLoop — Search & AI news, October 8–12, 2026
  13. Google Search Central — Google Search’s core updates and your website
  14. Roast — Google Search Central Live Deep Dive, Barcelona: Day 3 recap, October 2, 2026

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