SurfUpは規模の異なる複数のクライアント案件を運営しています。作業状況はメッセンジャー、表計算シート、メールに分散し、クライアントは更新情報を個別に問い合わせる必要がありました。そこでスタジオ独自のワークスペースを開発しました。
業務の進捗と運用シグナルを顧客用画面に集約する。
各案件のタスク、工程、検索可視性の監視状況を表示します。レポート作成をマネージャーの手作業にせず、順位低下や技術的なエラーを顧客が気付く前に担当者へ届ける必要がありました。
独自のアクセス制御を備えたReactアプリを設計・開発しました。単なる中継ページではなく、独自の開発サイクルを持つ製品です。
- クライアントとマネージャーの利用シナリオ、「Projects」「Tasks」「Monitoring」各セクション、役割ごとのアクセス権を設計しました。
- Reactでプロジェクトカード、タスクのタイムライン、各作業領域のステータスと変更履歴を備えた画面を開発しました。
- メインサイトとは独立した環境(app.surfup.dev)にデプロイし、製品の更新が企業サイトに影響しないようにしました。
- データ所有者ごとにアクセス範囲を分け、各所有者が自分のデータだけを参照できる制限付きAPIでSEO Controlと連携します。検索シグナルは受け取りますが、他サービスの全データにはアクセスしません。
- モニタリングを業務に組み込み、順位、技術チェック、タスクのシグナルが自動でダッシュボードに届くようにしました。
製品開発と並行して業務プロセスも整えました。各タスクに担当者と期限が設定され、クライアントはマネージャーに問い合わせなくても案件の状況を把握できます。このポータルを基盤に、スタジオのクライアント対応全体を構築しています。
クライアントポータルはスタジオの日常業務の一部になりました。クライアントレポートの作成時間は約2〜3時間から30分に短縮され、すべての稼働案件のクライアントが状況を確認できるようになりました。
| 指標 | 結果 |
|---|---|
| クライアントレポートの作成 | 2–3時間 → 約30分 |
| クライアントが状況を確認できる稼働案件 | 0% → 100% |
指標はケースの元資料から転記しています。比較期間は、元資料に記載がある場合に示しています。
製品は引き続き開発されており、明確な成長機会があります。
- GEOモニタリング:従来の検索モニタリングに加え、AIサービスの回答内でのブランド表示や言及を追跡します。
- クライアントレポートの自動生成:蓄積済みデータを使い、四半期レポートをワンクリックで作成します。
- モバイル版:クライアント側の責任者がスマートフォンで案件の状況と通知を確認できるようにします。